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捨てたくない片付け、実践中! その1「母の箪笥」 [おくすりばこ]

2017年 長年放置してきましたが、実家を取り壊すことが決まり、
そのための片付けに通っています。
その中で、何とかしたいと思ったのが、こちら。

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実母の桐の箪笥です。
ちょっと斜めから。
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箪笥屋さんの「こんな箪笥でも綺麗になります」という
CMのサンプルになりそうなくらいの汚れた箪笥です。
この和室は両親の寝室で、父はずっとたばこを吸っていましたから、
その汚れもたっぷり吸っていると思います。

呉服屋の娘で、和裁士だった母。
終戦まもなくの嫁入り道具だとしたら、
物のない時代に、精一杯のお支度だったろうと思われます。
image-20170712215108.png
中には、母の着物がぎっしり入っていました。
といっても、多くは親戚からの頂き物。
それは、もう選ばずに、とりあえず、藤枝に救出しましたが、
問題はこの桐箪笥。
物であふれかえっている我が家には、すぐには引き取れず。
とはいえ、解体の日限は迫っているとあっては、困るところ。

そこに救世主が現れました。
実は、息子がパートナーを見つけまして、
その彼女、すでにお嫁ちゃんなんですが、
その娘が「和箪笥を欲しい」と言ってくれたのです。
そこで、藤枝市といえば桐箪笥!
藤枝で磨いてもらってから送ろうかと思ったのですが、
箪笥屋さんのお話を聞いてみたら、「難しい!」と。
札幌の箪笥を藤枝に送って修理して、浜松に納めるのというのなら可能なんですが、
「綺麗に削って調整した物を、長距離の輸送で送るというのはどうも…」と。
できれば箪笥屋さんが、「新居に納品して、最後の調整までしたい」。
等々、思うようにはいかないみたい。

そこで、発想の転換!
北海道にも、桐の箪笥屋さんはあるかも?
浜松から、札幌に送って、そこで直してもらって新居に納める。
それならば、可能かも!?
というわけで、お嫁ちゃんにお願いして、探してもらいました。
見つかりました。
札幌市手稲区にある家具屋さんが、桐箪笥の修理もしているそう。
電話で確認して聞いてみたところ、
三分割できる箪笥であれば、それぞれ梱包して宅配便で送れると。
ダンボールで巻いて送れば大丈夫、S社だったら、宅配便扱いで送れると。
そこで、浜松のS社に連絡。
「お引っ越し便の荷物として、桐箪笥だけ送りたい」と。
すると、「桐箪笥は繊細なので、お預かりできない」と。
ええ〜っ!ダメなのか?
でも宅配便なら可能なのだそう。
つまり、梱包を自分でするのであれば、いいのだと。
送る間に何かあっても自己責任ということなのか。
とはいえ、送る手段があるのだからラッキー!
さらに、運送料も節約できそうだし。
というわけで、桐の箪笥を宅配便で出荷することになりました。

まず、箪笥を三分割。これがなかなか、大変。
実際のところ、1人では下ろせなかったので、
別の品物を取りに来てもらった方に手伝ってもらって、
上置きの部分を下ろしてもらいました。

それでこんな感じ。
image-20170712215210.png
上置きの戸棚と、
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中置きの和服用の引き出しがあるところ。
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そして下の引き出し部分。

いろいろな梱包用品を用意して、臨みました。
まずは、ジョイント部分に持ち手が隠れています。
そこは、平らにはならないので、そこにダンボールで保護する物を取り付け、
養生テープで固定、貼りました。
image-20170712215251.png
そして、エッジを守るために、両面テープが付いたクッションシートで、
箪笥の前面の角をフォロー。
そのシートが思っていたよりも長くはなくて、
全てのエッジ分には、足りなかったので、
後ろ側はプチプチシートで代用しました。
image-20170712215259.png
上置き部分はこんな感じ。

あらかじめ、箪笥の奥行きにぴったりのダンボールを探して、
それを真っ二つにして、箪笥の上と下のエッジを保護します。
その作業の前に、胴体部分をダンボールで巻きます。
全てを覆えるダンボールはないので、
なるべく大きい物を中心に、後は継ぎ接ぎ。
腹巻きを巻いたところで、両エッジを前出の用意したダンボールで
カバーするように取り付けます。
image-20170712215321.png
基本、ガムテープで仮止めするも、ホントにこれで大丈夫?
って感じで、心配になってきました。
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本体にはなるべく養生テープしか貼りたくないので、
こんな感じで。満身創痍ですねえ。つくづく。

運送屋さんが持ちやすいように、PPテープで固定します。
ダンボールが外れないように、きりりと締め上げます。
初めてやってみたけれど、何とかできました。
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集荷に来てもらう前に、自分の車に積めるのか?やってみた。
すごい!「Tanto」すごい!
桐箪笥詰めるじゃん!

他のパーツはこんな感じ。
image-20170712215416.png
ガムテープだらけですが、何とか、梱包完了です。
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ここまでするのに、格闘5時間。
それでもラッキーだったのは、午後に電話で確認して、
この当日、集荷に来てくれるとは!!!
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というわけで、「母の桐箪笥」は、トラック便のお客となりました。
札幌の箪笥屋さんに連絡をして、
「近日、届くのでよろしくお願いいたします。
金具、箪笥の仕上げ等は、嫁の言うようにしてください」と。

本当に、削る作業をしてもらえるのか?
戦後まもなくの箪笥ゆえ、そこまでするようなものでないと言われたら…!?
母の気持ちを考えながら、何とか手入れをしていただけたら、
ありがたいなあと。
「母の桐箪笥」が、孫のお嫁ちゃんに伝わってくれたら…。
いずれは、母の着物も譲れたらいいなあと。
その前には、私もがんばって一度くらいは、
母の着物を着させてもらわないと。
この一連の片付けが済んだら、
ちょっとがんばってみたいと思います。

箪笥を出荷した後の和室。
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畳の色がそこだけ若いわ〜♪
もろもろの片付けの中に、母の気配を感じます。
遺された品々の中に、母の心を感じることがあります。
それって、ハートのエースかも!??
息子のお嫁ちゃんのこと、母はきっと喜んでくれていると思います。
秋に、家族で記念写真の撮影会をやるというので、
がんばって、母が遺してくれた「留袖」を着たいと思います。
最初で最後だもんね。
お母さん、ありがとう!

数日後、札幌の家具屋さんから
「無事につきましたよ」という電話がありました。
「修理するほどのモノではない」と言われたらどうしようと思っていましたが、
「大丈夫、直せますよ!」と言われて安心しました。
さらに、「しっかり梱包できてましたよ」とも。
すごくうれしかったです。
どのようになるのか?とても楽しみです。
また。その後をレポートしますね。
お楽しみに!


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下新庄3丁目

もう遅いですが、私の経験からは、クロネコの家財宅急便かヤマト便を使うべきだったと思います。簡単に説明すれば、梱包を任せるなら家財、自分でやるならヤマト便、というところです。どちらにせよ、箪笥は問題なく送れるはずです。今後の参考に。
by 下新庄3丁目 (2017-07-16 23:53) 

ぱらぽん

下新庄さん、情報ありがとうございました。
実際桐の箪笥オンリーでは引っ越し便としては受けてもらえなかったので、自分で梱包するしかなかったです。Y社という選択肢もあったかと思われますが、今回は、先方の家具屋さんのアドバイスで、S社を選びました。お取引が頻繁にあるとしたらその方が、先方が安心なさるかなと思いました。価格の比較等はしていませんが、無事に到着したこと。その家具屋さんから到着したとの電話をちょうだいして、「しっかりした梱包でしたよ」と言っていただけたので、よかったです。
この件と関係はありませんが、このところY社の従業員さんは、通販でお疲れかもと何だか同情してしまいます。
by ぱらぽん (2017-07-17 00:07) 

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