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「神尾弥&居﨑圭Duo マリンバとピアノのデュオ・コンサート」 [勝手に応援団]

2017年10月29日(日)葵区七間町の江﨑ホールにて行われる
居﨑圭(いざきけい)さんとご学友の神尾弥(かみおわたる)さんの
コンサートの告知を改めて書いておきます。

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「神尾弥&居﨑圭Duo マリンバとピアノのデュオ・コンサート」
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2015年の告知はこちら。
居﨑圭ピアノ・リサイタル「ALLEGORY(寓話)」
これ、行けなくて残念でした。

出版譜にある作曲者「信長 貴富」さんの序文だそうです。

種を蒔く人
~マリンバとピアノのために~(2011)   
  信長 貴富
Ⅰ.種を蒔く人 The Sower
Ⅱ.涙     Tears
Ⅲ.蠢き    Wriggling
この作品はマリンバ奏者・布谷史人さんの委嘱で作曲し、
2011年7月に初演されたものです。
作曲の構想を練っている時期に東日本大震災が起こりました。
東京にいた私は被害から逃れましたが、絶望的なニュース映像を目の当たりにし、
仕事が手につかない日々がしばらく続きました。
今回の震災では地震や津波による被害だけでなく、
原子力発電所の事故が世界に衝撃を与えました。
この事故が起こるまで私は原子力発電事業について全くの無知でした。
私はまず無知であることの罪を自覚することから始めました。
そのことがこの先、私が作曲家として生きていくために必要だと感じたからです。
原子力事業関連の情報をネットで読み漁っていた時に、
日本のNPOが行っているナロジニ再生・菜の花プロジェクトという活動を知りました。
チェルノブイリ原発事故により汚染された土地に
菜の花(放射性物質を吸収するとされる)を植え、
菜種油からバイオ燃料をとり、
最終的に凝縮された放射性物質の汚泥を管理するというのがこのプロジェクトの内容です。
菜の花によって吸収される放射性物質はわずか1パーセントとのこと。
途方もない作業ですが、絶望の中から一歩踏み出すこの活動は、
新たな音楽を書き始めることができなかった私にヒントを与えてくれました。
そして音像より先に「種を蒔く」という キーワードが固まりました。
「種を蒔く」という言葉からミレーの絵「種を蒔く人(The Sower)」が思い当たり、
キリスト教世界で言う「種」の連関から聖書・詩篇126番の詩句
「涙をもって種蒔くものは、喜びの声とともに収穫するだろう」に行き当たり、
ここから音楽の具体像が次第に浮かび上がってきました。
作曲行為は無力かもしれないが、音楽は強い、
そう信じながら構想を固めていきました。
このような経緯から「Ⅰ.種を蒔く人」と「Ⅱ.涙」は
詩篇の言葉から採ったタイトルになりました。
「Ⅲ.蠢き(うごめき)」はやや不気味な印象の言葉ではありますが、
漢字表記では「春」が含まれており、
生命がうごき始める季節、あるいは命の予兆…
のような意味を感じながら作曲した楽章です。
どの楽章も、種・涙・細胞分裂…といった小さな粒と
マリンバの音の粒のイメージのリンクから、音のきっかけを得ています。
信長 貴富

2017年10/29(日)13:30開場 14:00開演
会場:江﨑ホール(静岡七間町8−20)
チケット:一般2000円/学生(小学生以上)1000円。
お問い合わせ・ご予約:054-629-8681(喫茶「さくらや」)
主催:おとのかい
後援:静岡県演奏家協会
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