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映画「ある町の高い煙突」は、7/19(金)から「静岡東宝会館」にて上映されます。 [映画館へ行こう!]

2019年7月19日(金)から、静岡市葵区の「静岡東宝会館」にて、
日立の「大煙突」と桜並木に秘められた感動秘話の映画
「ある町の高い煙突」が公開されます。

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2019年7月10日(水)「静岡東宝会館」から、
「取材に来ませんか?」とお誘いがあったので、
取材させていただきました。

まずは、このお話の舞台を紹介します。

今から100年前のお話です。
日立市のシンボルとして親しまれた日立鉱山(現・JX金属)の
「大煙突」の建設をめぐる人間模様を描いた「新田次郎」の小説
「ある町の高い煙突」を、映画化したものです。

メガホンを執るのは「松村克弥」監督。
松村監督が茨城県を舞台に制作した映画は、
日本美術院を率いた岡倉天心の生涯を描いた「天心」、
戦時下の神之池航空基地(鹿嶋、神栖両市)の特攻兵器「桜花」に
関わった若者を取り上げた「サクラ花-桜花最期の特攻-」
に次ぐ3作目。茨城三部作と呼ばれるとか。

「大煙突」というのは、大正3(1914)年3月、
日立鉱山で産出した銅の精錬による煙害防止のため建設されました。
高さ約156メートルは、当時世界一の「大煙突」で、
煙を拡散させることで、農作物への被害を食い止めることができたとか。
平成5(1993)年2月、老朽化のため
根元の約3分の1を残して倒壊してしまったそうです。

制作発表会で、「松村」監督は、
「100年前、住民と企業が公害に立ち向かったということを
映画として掘り下げていきたい」と制作に向けての意欲を語り、
地元日立市の「小川春樹」市長は、
「日立の原点であるモノづくりとまちづくりは、
市民と企業、行政が三位一体となって作り上げたものだ。
資金面も含め、行政もサポートして映画の完成を目指したい」
と市側も支援する方針を打ち出したとか。

映画「ある町の高い煙突」制作前のPR動画があります。
この作品が作られた背景をご覧になってください。


映画「ある町の高い煙突」
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撮影は、2018年5月6日から、6月3日までの約1ヶ月。
配給会社の方から使用許可をいただいた写真画像を使って、
簡単に出演者を紹介させていただきますね。

主人公・村の若い代表者「関根三郎」役の「井手麻渡(あさと)」さん(写真右)。
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「日立鉱山」庶務係「加屋淳平」役の「渡辺大」さん(写真左)。
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ヒロインは、「加屋淳平」の妹「加屋千穂」役の「小島梨里杏(りりあ)」さん。
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その3人が出会う場面。
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村の名家の長で「三郎」の義理の祖父「関根兵馬」役には、「仲代達矢」さん。
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鉱山の採掘許可の印を自分が押したために、
煙害を呼び寄せたと悔やんでいます。
「井手麻渡」さんは、「無名塾」の塾生で、今回映画初主演、
祖父と孫の役ですが、「無名塾」師弟の共演でもあります。

「日立鉱山」を経営する新鋭の経済人「木原吉之助」役の「吉川晃司」さん。
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日本の技術者・実業家「大平波平」役の「石井正則」さん(写真左前)。
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後ろは「加屋淳平」と「木原吉之助」。
巨大な煙突を見上げる3人。

どんなお話になっているのでしょうか?
予告編は、こちらです。

ぱらぽんは、この煙突の存在を知りませんでした。
いろいろと勉強になります。

100年前、明治の終わりに、富国強兵の時代社会の中で、
住民と企業と行政が、理想の地域を作るために協力して、
艱難辛苦を乗り越えて、当時世界一の高さの煙突を建てて
煙害を克服する物語で、
現在のJXTGグループ、日立製作所、日産自動車など、
日本の発展に大きく寄与した「春光グループ」の源流である
「日立鉱山(元・JX金属)」の物語だとも言えるそうです。

地球規模での環境問題が深刻化し、
CSR(企業の社会的責任)が最も重要視されるようになった
21世紀の今だからこそ、その原点を理解するために観る!
という見方もできます。

さらに、このところ話題になっている「SDGs」。
「SDGs(エスディージーズ)」とは
「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、
2015年9月の国連サミットで採択されたもの。
国連加盟193か国が、2030年までに達成するために掲げた目標で、
17の大きな目標と、それらを達成するための
具体的な169のターゲットで構成されています。
(藤枝で「SDGs」の取り組みを理解するために
 行われた勉強会の様子は こちらで。)

この映画「ある町の高い煙突」を「SDGs」の観点から見ると、
その取り組みは、
目標12「つくる責任つかう責任」、
目標11「住み続けられるまちづくりを」、
目標8「働きがいも経済成長も」、
目標15「陸の豊かさを守ろう」
に通じるそうです。
さらに、その煙突建設に至る道筋は、
目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」
に合致するそうな。
この件は、こちらを参考に書かせていただきました。

原作者「新田次郎」が、この作品を書くことになったきっかけには、
このようなエピソードも。

実在の人物については、こちら

煙突と煙害に強い「オオシマサクラ」の植林については、こちら

映画「ある町の高い煙突」公式サイトは、こちら
Facebookページは、こちら

今回の取材は、情報量が膨大です(笑)!
主役の「井手麻渡」さんのインタビュー記事は、こちらです。
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皆さま、ぜひご覧になってください。
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